介護予防と機能維持<シャッキリ体操> 介護事業所の集団体操を楽しく安全に! トレーナー育成に力を入れています。

介護事業所の集団体操は、トレーナーの効果的な声掛けで意欲を高めることが大切です。  介護予防と機能維持のシャッキリ体操

月に2回のシャッキリ訪問《武蔵小杉》

月に2回のシャッキリ訪問《武蔵小杉》

月に2回だけですが、シャッキリ体操を楽しみに待っていて下さるみなさんがいます。

待っていて下さる顔を思い浮かべながら、電車やバスを乗り継いで出かけます。

70名ほどの入所者がいらっしゃる有料老人ホームですが、回を重ねるごとに参加者が増え、今回は20名近くの方がご参加くださいました。

 要介護度が重い人が多く、激しい運動はできません。またほとんどが認知症も患っていらっしゃいますので、お名前を聞いても答えられない方もいます。

でも、シャッキリ体操は積極的に参加してくださいます。

筋力運動

 ボールやダンベルなどの道具を使って行う運動では、道具の数が足りなかったりして代用のものを使っていただくこともあります。そうすると、普段は殆ど表情がないのに頬を膨らませたりするのです。感情が表れていることに、職員が驚くことがあります。

脳トレ体操

 音楽に合わせたり、皆で大きな声で掛け声を掛けたり、元気に運動を行います。

 最後は、アロマの香りを漂わせ、下肢マッサージを施します。良い香りに包まれると、皆さん淑女のように慎ましやかになります。そして、ひざまずいてマッサージをすると、すごく申し訳なさそうな表情をされます。

1時間ほどの間に、色々な表情を見せてくれるのです。五感を刺激することは、身体的にも精神的にもすごく良い影響を与えます。

トレーナーの声かけは、集団体操ではとても重要です。参加者の反応が薄い、やりたがらない人がいるなど、難しく思われるかもしれませんが、一生懸命やれば必ず受け入れていただけます。

元気に、笑顔で、しっかりと運動指導を行いましょう。

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